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メルマガ2022.04.14

コロナ禍におけるリモートワーク環境とは?
~シリーズ:中国現地法人のITセキュリティを考える~

写真を載せることにしたのはいいけれど、初回からネタが無いので西澤家の猫自慢。

お客様各位

いつも大変お世話になっております。
TREメルマガ担当三宅です。

最近、自身のルーツが分かるDNA検査キットを買って遊んでみました。
どんな国にルーツがあるんだろうとワクワクしながら結果を待っておりましたが、日本率99.42%の生粋の日本人というなんともつまらない結果でした。残念。
このキット、ルーツが分かるだけでなく心理的特質などもレポートされるのですが、ほとんどが当てはまっているなと思う結果で大変おもしろいです。
遺伝子レベルで主観的幸福感が低い私ですが、広州生活日々楽しくを目標に幸福感あげていきたいです。Be Happy!

さて、今回は前回に引き続きシリーズ「中国現地法人のITセキュリティを考える」からリモートワーク環境の構築についてです。
コロナ関連の政策が日々更新されておりますが、その影響で明日から急遽リモートワークに切り替えなければいけなくなった!などという状況にいつ誰がなってもおかしくありません。
そのためにどう備えておいたら良いのか参考にしていただけましたら幸いです。

(担当:三宅)

シリーズ:「中国現地法人のITセキュリティを考える」
その(2) コロナ禍におけるリモートワーク環境整備・松竹梅

コロナ禍に見舞われ始めてから、気が付けばもう早くも3年目に突入して久しいです。
ゼロコロナ政策で頑張っている中国ではありますが、上海では都市封鎖となり、上海在住の皆様におかれては、お食事や飲み水にも苦労されている状況だとか。
弊社TRE本社のある香港でも先月から感染が急増し、今月後半にようやく街の機能が徐々に戻る見込みでは?といった状況です。
そんな中、最近お客様から良くあるお問合せが「リモートワーク環境の構築」です。
前回はランサムウェア攻撃など主に外的要因による企業ITセキュリティに関する考察を書かせていただきましたが、リモートワーク環境の構築においても、内部情報の流出などセキュリティ面の考慮は欠かせない事項です。

リモートワークを実施する上でセキュリティ面で完璧はありませんが、端末側でデータを持たないシンクライアント環境の構築が情報漏洩対策としては特に有効なのではないか?と個人的には考えています。
シンクライアントとは、Thin(薄い)+Client(≒端末)を組み合わせた言葉で、そもそも利用者端末側ではデータを保持しない方式のため、情報漏えい対策の手段の一つとして以前から注目されています。

<シンクライアントに関する参考情報>
【図解】シンクライアントとは?仕組みや実行方式の種類、製品比較も|ITトレンド (it-trend.jp)
【図解】シンクライアントとは?仕組みと技術の基礎知識 - カゴヤのサーバー研究室 (kagoya.jp)

メリットとデメリットはおよそ下記のとおりです。

<シンクライアントのメリット>
セキュリティ面
利用者端末側でデータを一切保持しないため、データの持ち出し端末の盗難・紛失等の際の情報漏洩リスクが低減できます。
利用者端末側で個別にソフトウェアのインストールができないため一律のセキュリティを確保できます。
管理面
サーバ側でのOSやソフトウェアの一元管理ができ、利用者端末側個別の設定作業が不要になります。
オフィスソフト等のアプリはサーバー側で管理するため、従業員の多い会社ではライセンスを端末単位で購入するのではなく利用数で購入する事でコストセーブなども期待出来ます。
利用者端末が故障しても、データなどの復旧が不要であり、端末を交換することで即刻業務開始が可能です。

<シンクライアントのデメリット>
初期コスト
シンクライアントサーバー環境の構築等を含めた全体の初期導入コストは、比較的高額になる傾向があります。
ネットワーク環境
サーバ側の画面をストレスなく操作する仕組みに耐え得るネットワーク環境が必須になります。

私が以前に中国で勤めていた日系IT開発のオフショア企業(日本のシステム開発案件を当時の中国のように比較的安価な人件費を利用して開発するというビジネスモデルの企業)では、正にこのシンクライアント・システムを活用していました。
当時は、日中間の情報共有手段として、セキュリティに敏感な企業でもFTP(ファイル転送)サーバーやSVN等のソースコード集中管理の仕組みを利用しているという感じでした。
これに対し、シンクライアントサーバーは日本本社にあったので、中国の200名ほどの従業員(ほぼIT開発技術者)が全てシンクライアント環境を利用することにより、中国の開発技術者は開発環境を利用することはできても、データの持ち出し等は出来ないため、目の届かない外地でのシステム開発を行う上で顧客の安心感を獲得することに成功していました。

とは言え、全ての会社がシンクライアントサーバー環境を至急に準備できるかというと予算面や調達面で敷居が高いものがあるかと思います。
ネックになるのは、シンクライアントサーバー環境の構築費です。
そこで、弊社TREでは、この社内情報漏洩等のリスクを低減できるシンクライアント環境により近いリモートワーク環境を比較的安価に構築できないか?を考え、3つの案にまとめてみました。

【コロナ禍でのリモートワーク環境整備・松竹梅(ここをクリック)】

「改めてシンクライアントサーバーを準備するのではなく、社内にあるPCに繋ぐ!」が方案①と②です。
そして「社員間ファイル共有を、現在では既にお馴染みのクラウドストレージで実現」が方案③です。
各方案毎に若干の利便性およびセキュリティ面での差があります。
単純に、社員間でファイル共有をすることが目的なら方案③のクラウドストレージを利用して社員間でファイル共有をする方法が考えられます。こちらは普段業務で使用しているPCを自宅等へ持ち帰って使用したいケース向けです。チーム間でのファイル共有の課題のみ解決したい場合は、こちらの方案で十分かもしれません。
それぞれ下記の特徴がありますので、上記の添付資料と併せてお読み下さい。

各方案の特徴
<方案①:VPN+Windowsリモートデスクトップ>
・社内のPCに繋ぐ方案
・社内業務システムの利用が可能
・社内文書サーバーへのアクセスが可能
・VPN接続環境が必要

<方案②:遠隔操作ソフトウェア>
・社内のPCに繋ぐ方案
・社内業務システムの利用が可能
・社内文書サーバーへのアクセスが可能
・操作中の画面が社内の人から丸見え…

<方案③:クラウドストレージ>
・社用PCを持ち帰る方案
・必要な文書ファイルのクラウド共有による運用
・社内業務システムの利用は不可能
・社内文書サーバーへのアクセスは不可能

いかがでしょうか?今回の考察が、少しでもお読み下さっている皆様のお役に立てば幸いです。
前回もお伝えしましたとおり、弊社はIT分野で掛かりつけ医のようなサービスを目指しています。
ご不明点などありましたら、お気軽にご相談ください!
(担当:西澤)

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