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メルマガ2022.08.18

ERPのリアルタイム会計締めは社長をいたたまれなくする!? ~シリーズ:エクセル管理で諦めていませんか?~

厦门の干物は天日干しタイプでした。

お客様各位

いつも大変お世話になっております。
TREメルマガ担当です。

先月厦门へ旅行に行ってきました。 厦门といえば海鮮ということで、市場で新鮮な食材を買い、その場で調理をしてもらうようなお店で食事をしたのですが、中国語レベルの低い私たちには注文するのも難しく、何を間違えたか全部カレー味になって出てきました^^中国語の勉強もっと頑張ろうと思います^^
(担当:三宅)

シリーズ:「エクセル管理で諦めていませんか?」
 その(5) ERPのリアルタイム会計締めは社長をいたたまれなくする!?

毎度お読みいただきありがとうございます。TREの西澤です。
今回は、前回ご好評いただいた自社の新人向け講座『IT基本のキ』に、オブザーバー参加したときに、またまた考えさせられた件について、皆さんにご紹介させていただきます。
この『IT基本のキ』講座の講師をしていただいているのは弊社のOB/OGの方で、日本の大手IT企業のSE(システム・エンジニア)ご出身、現在では東莞で工場の経営に携わる傍ら、工場へのERP導入等のコンサルもこなす等、多彩なご経歴の持ち主。しかも大手時代に講師をされていたこともあり、毎回とても興味深くかつ考えさせられる講義を聴かせていただいています。
今回も冒頭のツカミでは、「そもそもコンピュータの歴史とは…」と、日本初のコンピュータ『FUJIC』の話から始まり、F社の『FACOM』大型汎用機のお話、ダム端末(PCUを持たない大型汎用機の入出力端末)、フロッピーディスク、オフコン、MS-DOS等のお話など、暫しコンピューターの歴史の世界に皆を誘い、現代ITしか知らない新人たちは「へぇ~!」「ほぉ~!」と唸るばかり。もっとも、私は殆ど「懐かしぃ~!」でしたが…(笑)

講義の前段が終わり、さて本題。
今回の講義テーマは、「このような歴史を経て世にある様々なERPは、大きく2種類に分類できる。」という大胆なものでした。私は「ほぉほぉ…」「でも一体どうやって?」と前のめりで聴き入っていると、講師はその疑問を見透かしたかのように続けてこう言うのです。「その分類は、謳い文句で見分けられます。」と。例えばどんな謳い文句かというと、下記のような目から鱗の例を挙げて下さいました。

<ERPの謳い文句の例>
① 『リアルタイムで数字が見える、今、この瞬間の正確な損益が把握可能!』など
② 『自然と業務が標準化され、二重入力が無くなり、データが分析出来…』など
  (但し「リアルタイム」という言葉は出てこない)

では、これがどのように大別されるか?というと、結局のところ、会計処理がリアルタイムであるか、そうでないかである、とのことなのです。即ち、下記のとおりです。

① リアルタイムで損益が分かる = 会計伝票が自動生成 = その時点でコストが確定している。
② 操作性が良い = 会計伝票は最後で良い = 間違いを月中や月締め前に直せる。

講師曰く、「①のリアルタイムは、操作性は悪いけど、その時その時点でのP/Lや粗利がリアルタイムに見れるってことですよね。これは、経営者には最高の殺し文句ですね!」と。
『操作性が悪い』とは、伝票の修正を行う場合非常に手間がかかるという点を指しています。
業務上発生する各種データ(売上、仕入など)を登録する度に会計伝票が自動生成されるため、リアルタイムな会計計上と引き換えに、万一登録を間違えてしまった場合は、伝票が発生した時系列の逆順に赤伝を投入し、改めて修正伝票を入れなおさなければならない面倒さが伴うため、後ろ向きの業務に忙殺される現場は悲鳴を上げてしまいます。
講師の解説は続きます。「一方②の操作性重視は、利用者にとって操作性は良いけど、その時その時点でのP/Lや正確な粗利はと言われると、リアルタイムには見れません。」
ただ、講師は続けてこう問いかけました。

「でも、この『リアルタイム』、本当に必要?!」

私はこの問いかけに、またまた頭の周りに?マークを浮かべていると、講師曰く「操作性重視方式では確かにリアルタイムに正確なP/Lや粗利は見えないけど、月中でも分析リポート等で、ある商品の粗利参考値等は確認可能でしょ?私も会社経営してますが、これで十分事足りると思いますよ。」とのこと。

私も経験上、営業訪問の際等にお客様とお話をしていて感じていることの一つに、ERPの導入は、ある意味『不便さとそれがもたらす恩恵』の鬩ぎあい。折角素晴らしいERPシステムを導入しても、現場メンバーの『使い難さや操作性の悪さ』に対する抵抗等から十分に活用されていない、という状況を少なからず目の当たりにして来ました。経営者の方々にしてみても、高額なERPシステムを導入しても結果使われない、ではいたたまれません。せっかくERPシステムを導入するなら、現場が使い続けてくれる「操作性の良い」ものを導入できなければ、損がリアルタイムで増えることにもなりかねません。
因みに上述②の「操作性が良い」方のERPは、いわゆる『月締め処理』に対応しているものを指しますが、一説によると「月締めとは日本固有の概念である」と言う方もいらっしゃるようです。そのため、海外(特に欧米)大手のERPは、殆どがこの月締めの概念を持たず、上記①の「リアルタイム」なERPに属するようです。一方、中国(大陸)でも月単位で税額を締める必要があり、赤伝も税金が絡みミスはご法度である事などから、中国でシェアの高いERPも、月締め処理を基本としたものが多いようです。

【ERPの分類と比較(ここをクリック)】

さて、恒例の手前みそコーナーですが…(笑)
弊社のSTEP Pro ERPは、ここまででお話した分類で言うと「② リアルタイムではないが操作性が良い」に属します。
でも、ご安心ください!分析機能でいつでも見たい時に粗利参考値等の確認はできます。
お取引先が、ほぼ日系企業様であることも理由の一つですが、特に弊社のERPはノンカスタマイズの大量生産で数を売る商売は目指しておらず、「お客様のビジネスへ仕立てた服のようにピッタリした使い心地の良いシステム構築」を目指しています。その実現のため、システム導入時には、その手法として弊社で培ったGAP分析(導入分析)を採用、また手厚いサポートを売りにしているIT会社でも開発エンジニアと保守・運用エンジニアを分けるベンダーが多い中、弊社ではスムーズな運用テイクオフのためリリース直後稼働が安定するまでは、基本的に開発者が保守・運用をそのまま担当、運用が軌道に乗った後に、お客様固有のカスタマイズを含めた改造内容を保守・運用エンジニアがしっかりと引継ぐなど、お客様の業務システム運用を裏方として末長くしっかりと支える体制を整えております。
弊社は、現場に使っていただけるERPシステムを提供し、かつ、システム構造、導入手法、保守・運用体制など、様々な面からサポート致しております!
また勿論、分析帳票を組み合わせることで、経営者の方々が経営判断に必要な情報をリアルタイムに近い形で提供する機能のご提供も得意分野です。

今回も最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
念のため、今回の内容は、あくまでも私の個人的な考察や感想である旨はご理解いただけますよう、お願い致します。
お客様からのご相談はこれからの革新のヒントに溢れています。ERP、MES等のご相談は、是非お気軽に弊社TREへお申し付けください!
(担当:西澤)

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