遅ればせながら春節明けに年度方針発表会を開催。香港から上野董事長も合流しました。
董事長からの一言：「中国はなんか明るくていいよね♪」

お客様各位

いつもお読みいただきありがとうございます。TREの西澤です。
WBCが盛り上がっていますね！大谷選手もダルビッシュ選手もスゴイですが、私はヌートバー選手の熱量と日本チーム愛にちょっとやられてます（笑）。このメルマガが配信される頃には準々決勝を迎える頃かと思いますが、サムライ・ニッポンの健闘とペッパー・ミル・パフォーマンスの多発を切に願うばかりです！

シリーズ：「エクセル管理で諦めていませんか？」
　その(9)　目指せ！DX業界のプライベートブランドの星！！

日本の経済ニュースでは、春闘での賃上げ回答など、物価が高騰を続ける中、労働者にとっては明るいニュースも聞こえてくる一方で、2月の企業倒産は574件発生し、10カ月連続の前年同月比増加となるなどの厳しい状況も。増加期間はリーマン・ショック後の15カ月連続以来の14年ぶりとなるとのことです。企業倒産はコロナ前の600件台/月にせまりつつあり、2022年を底として増加基調が鮮明となっているようです。
多くの企業がこの様な厳しい経営環境下で様々な選択を迫られる中、かのセブン＆アイ・ホールディングスもモノ言う株主からの「コンビニ事業に集中すべき」という強い要求を迫られ、ついにイトーヨーカドーを全店舗規模の1/3に当たる33店舗の閉店を決めたようです。
この報道について、あるコメンテーターのコメントが印象に残りました。曰く「閉店を地方等の不採算店舗に留め、イトーヨーカドーという業態を残したことには大きな意義がある」とのこと。「なんで？」なんでも、コンビニという売れ筋商品を厳選して販売する業態に絞りきるのではなく、イトーヨーカドーというGMS（総合スーパー）業態を維持することによって、売れ筋の研究やお客様のニーズの吸収をしていくことが製造小売業の成長には重要なのだそうです。販売商品の売上や利益にバラつきのあるGMSがあってこそ、あのモノが売れていない時代に快進撃の「金のハンバーグ」等の人気PB（プライベート・ブランド）「金のシリーズ」を作ることができるのだとか。

この解説を聴いていて連想したのが「ITソリューション企業における品揃え」です。
昨今DXの波が押し寄せること等もあり、お客様のITに関するお悩みごとも益々多様化してきています。
弊社TREは、自社開発のERP・MESをメインの商材に置く、どちらかと言えばメーカー系IT企業のイメージが強かったのですが、実は近年パートナー製品も含め、様々な「DX商材の品揃え」にも力を入れています。下記はそのの一連です。

【TREのITソリューション（パートナー製品含む抜粋）】
・kintone/Garoon （Cybozu社）
・WinActor RPA （NTT-AT社）
・e-Sales Manager （Softbrain社）
・HuanQue HR （欢雀科技社）
・IP-guard （溢信科技社）
・OTRS 10 （Broad Leaf社） などなど…

グループウェアやRPAなど“エクセル管理で諦めたくない”お客様のニーズに合致するような安価で高性能なソフトウェアも近年はたくさん出回っています。
高性能・低価格（無償）と聴くと、一見いいことづくめのようですが、実は幾つかの泣き所があります。それは、種類が多すぎる故に、よろず相談ができるコンサル（相談相手）が実質いない、またコンサル料が上乗せできないレベルの安さであるが故に、大手コンサルは扱いたがらない、ついてはお客様自身で自前のIT専任者を立てて試行錯誤せざるを得ない状況となることです。

【参考：TREのITソリューション・マップ】

PBとは、小売業や流通業、卸売業等、本来自分たちでは商品を企画や生産しない業態の企業が独自に展開する商品を指すため、弊社のようなITサービス業に当てはまるものではありませんが、現場を通してお客様のニーズを吸収し、製品をより良いものに育てていくというPDCAサイクルの必要性に関しては、ITソリューションについても同様なことが言えます。

弊社では月に一回、香港と中国共同でプロダクト・ミーティング（製品会議）を実施しています。
この会議では、日々お客様から寄せられるお問合せやご要望等を集計し、弊社製品の改善点を検討したり、標準機能への新機能追加を検討したり等、自社製品の機能・品質の向上に努めています。
この取り組みにおいては、セブンのGMSの取り組みならぬパートナー様製品の取扱いによる様々な経験が役に立っています。
例えば、HR（勤怠・人事・給与）システムの提案販売時にお客様からいただいたご質問やご要望を、自社ERPのペイロール（給与計算）モジュールの改善に取り入れたり、グループウェア・システムの提案販売時に得た承認ワークフローに関するご要望やノウハウを自社ERPやMESの承認機能の改善に取り入れる等を行っています。
このようなスタンスですので、よろずDXソフトウェアについてもお気軽に駆け込み寺感覚でお問い合わせ下さい。極力コンサル料のかからない範囲でのアドバイスをさせていただきます！

この様に、弊社では営業と技術がタッグを組み、日頃より製品の品質や機能の向上に努めています。
また、昨今の技術の進歩やお客様のニーズの変化にも対応すべく、数年前から温めていた新製品開発にも、本年度は本格的に着手していく計画です。
新製品では、Web化、クラウド化のみならず、ERPとMESのシームレスな連動も実現させることを視野に入れています。また、新たな開発プラットフォームを活用することで、将来的に人事給与や承認ワークフロー等の周辺ソリューション機能の拡充にも対応できる準備を整える予定です。
今後もより良いソリューションの提供を目指して参りますので、引き続き応援のほど、よろしくお願い致します！

今回も最後までお読みいただき本当にありがとうございます。
今後とも、ITよろずお悩みは、お気軽に弊社までお問い合わせ下さい！
また、前号でもお伝えした通り、業務改善の観点から話題のツール等を試していきたいと考えておりますので、取り上げて欲しいアプリのリクエストも是非ともお寄せ下さい！

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励ましのお便りありがとうございます。
皆様のお声が励みになりますので、ご感想もお待ちしております！

（担当：西澤）